吉本歯科医院でのお子様の抜かない矯正は、新規治療開始を中断しています。
非抜歯矯正は治療期間が長く,治療終了時の院長年齢が症例によっては65歳程度になり十分な治療ができなくなる可能性があります。
また、治療をお受けできる状況になりましたら、サイトでご案内させて頂きます。ご了承くださいませ。
私が開業開始から矯正治療をはじめた時は、まだ日本人の矯正に対する意識はたいへん低く、単に「見た目」だけの問題と思われたり、歯をキレイに並べるだけとしか考えられていない面が多くありました。
しかし、私は単に歯並びやかみ合わせが全身の健康に深く関わっていることを理解してもらえる日が必ず来ると信じていました。
現在私は、歯の矯正に関して、多くの矯正医や歯科医の方とは少し違った取組みをおこなっています。
それは
なかでも、5が最大の目的です。
私に矯正治療に対する大きな気づきを与えてくださったのが各務肇先生(ポール矯正歯科センター院長・歯学博士)です。
当医院の非抜歯矯正治療を分かり易く説明されている本です。(各務先生著)
各務先生の提唱する非抜歯矯正は、これまでの矯正治療でネックになっていたことをほとんど解決するものであり、それを知ったときの私の衝撃はものすごいものがありました。そして、私は自分の治療に使えるよう勉強し、噛み合わせや健康に対して、いろいろなことを体得することができました。
学べば学ぶほど、非抜歯矯正に対する確固たる自信ができあがってきました。そして今では、早い時期(第1大臼歯が生えてきてからか、乳歯の第2臼歯が残っているまでなら)から治療をすれば、ほとんど100パーセント永久歯を抜かないで矯正治療ができるようになりました。
また内科や耳鼻科では解決しない「不定愁訴」や「アレルギー」「慢性鼻炎」といわれているさまざまな症状は、いまだ科学的には解明されていない点が多いのですが、矯正を基本とする歯やかみ合わせの治療によって改善されることが多いこともわかっています。
最近は、矯正治療を行う方が増えてきました。しかし、矯正治療の本当の意味をきちんと理解して頂きたいと私は思います。
私たちのアゴの骨は、年齢が低いほど弾力性に富んでいます。
当院の矯正治療では、この骨の弾力性と上下の骨の成長を考慮しながら、正しい咬み合わせに歯列を導いてきれいな歯並びに育てます。
歯がきれいに並ぶためには、生えてくるべき場所が確保されていなければなりません。成長の遅れている上下のアゴの骨を正常な大きさにまで拡大したり、奥歯をさらに奥に動かしたり、歯並びをつくる6歳臼歯を正しい位置に動かしたりする様々な方法によって、永久歯がきれいに並ぶようにしていきます。
スペースがないからと無理に永久歯を抜くことがありませんから、痛みなく矯正治療ができます。無理に拡げるのではなく本来あるべき成長発育にまで戻すことが基本になります。
また、頭の骨とアゴの骨とのバランスが大事なのです。そのために矯正治療を行う前に十分な検査を行います。
矯正治療前
矯正治療後
歯を抜かず治療しています。
矯正装置が目立つことを気にして矯正を敬遠している方がいましたが、現在では、つけていることがほとんど目立たない歯の色に近い装置や透明な装置、歯の裏側につける矯正装置を使って、周りの人に気づかれずに矯正治療ができます。若い世代では美の基準も変わり、歯並びやきれいな口元を演出する時代になってきました。
歯の裏側に装着するリンガル装置
歯に似た色の目立たない装置
抜歯をする矯正は、永久歯の歯並びが完成するころから始めます。
当院では抜歯をせずにきれいな歯並びを得るために、骨が成長過程にある低年齢から始めます。
早期に矯正治療をおすすめする理由に、最近の子どもに見られる口呼吸の問題があります。口で呼吸する人は口の中での舌の位置が悪く、歯が並ぶスペースがなくなったり、猫背になったり、前歯を押し出したりなどの影響が出て顔貌が変形していきます。
しかし、早期に治療を始めることで、これらの影響を防ぐことができるのです。
矯正治療前
矯正治療後
当院では矯正治療に使用する材料には高品質のものをご用意しています。
形状記憶合金ワイヤー:冷水に触れると柔らかくなる性質があり、治療初期の装置装着時におこる痛みを「うがい」によって緩和することができます。治療に使用する器具はすべて完全滅菌にて個別にご用意しています。
また、使い捨てできる材料は感染防止のため、すべて「使い捨て」にして治療を行っています。
|矯正治療の方針|矯正治療の流れ|矯正治療Q&A|舌の異常と歯並びの関係について|
■お子様の歯の矯正についてよくあるご質問
Q:何歳くらいから矯正治療をはじめれば最適ですか?
A:患者さまの症状の程度によります。一度詳しく矯正検査をお受けいただき、それからの判断となります。(矯正検査費用:21,000円)矯正治療は何歳からでも始められますが、時期が遅れますと健康な歯を抜かなくてはならなかたり、仕上がりが変ってくる場合がございます。お早めにご相談下さい
Q:費用はどの程度ですか?
A:矯正検査費用が最初に21,000円(税込み)必要です。
その後、本格矯正に移る場合は80万円〜130万円程度です。
これは患者さまのお口の状態によって費用、期間が変わってまいります。
Q:矯正治療の期間はどの程度ですか?
A:矯正期間は患者さまのお口の状態によって期間が変わってまいります。
6歳頃からスタートされた場合、だいたい12歳臼歯がはえそろう時期の6年程度です。
Q:ムーシールドの矯正治療の費用はいくらですか?
A:矯正検査費用が最初に21,000円必要です。
その後、ムーシールド治療は30万円(税別)程度です。
その後、本格矯正に移る場合があります。
矯正治療におけるリスクや副作用の詳細説明
一般的に矯正治療には以下のようなリスクがあります。
その有無や程度は、症状や個人差によって異なります。
歯痛
装置で歯に弱い力を加えて歯を少しずつ動かします。歯に力が加わるとその方向の骨が吸収され引っ張られた側(歯が元の位置から移動して隙間が出来た部分)には新しい骨ができてきます。こうしたことから調整直後は一時的ですが歯根膜炎という炎症がおこり歯に痛みが感じます。痛みには個人差がありますが数日で痛みが無くなることがほとんどです。
問題ありません。あまりにも痛みが辛い場合には痛み止めを処方します。
虫歯・歯周病
矯正装置を付けることで口腔内の清掃がしにくくなります、その結果プラーク(歯垢)が残ることで、虫歯や歯周病にかかるリスクが高くなってしまいます。
これを予防するためには、適切なブラッシングとフッ素洗口液の使用をおすすめしています。(スタッフにお尋ね下さい)ご自宅での口腔ケアを徹底してください 。
口内炎・舌痛
歯に付いた矯正装置が唇や舌に当たることで、刺激となり、口内炎などを起こすことがあります。
もし痛みがある場合は、塗り薬や装置をカバーするワックスで対処します。
多くの場合は、装着して1週間以上経過することで装置に慣れ、自然に解消していきます。
会話・食事の弊害
装置を付けることで、しゃべりにくい、噛みにくい、柔らかい食品しか食べられない、唇を噛みこむなど、発音や咀嚼のしにくさを感じることがあります。
ほとんどの場合、装置に慣れることで、不自由さが解消されていきます。
また装置に粘着しやすいグミ、ガム、キャラメル、飴などの食品や、装置の破損につながる硬い食品は、矯正中は避けた方がよいでしょう。
吉本歯科医院では、充実した診療を行うために完全予約制とさせて頂いております。
お手数ではございますが事前にメールまたはお電話でのご予約をお願い致します。
吉本歯科医院
〒761-0113 香川県高松市屋島西町 1968-9
TEL 087-818-1118 FAX 087-818-1181
診療科目:インプラント治療・審美歯科
診療時間:9:15〜18:00 (日・祝日はお休み)
http://www.8181118.com/
e-mail:info@implant8.com
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